一言に筋トレをしましょう、ストレッチをしましょうと言ってもどこをどうやればいいのかわからない方は多いと思います。
今回はそんな方に向けてどこをどうトレーニングやストレッチをすればいいのかを簡単にお伝えしようと思います。
この話や今部活や趣味として何かスポーツをしている人から、日常生活で体が硬い、肩こりがある、慢性腰痛、関節痛がある方までだれでも当てはまる考え方ですのでぜひ使ってみてください。
今回は筋肉に絞って説明させていただきます。
まず、筋肉は細かく分けると500以上あるのですが、それを今回は3つのグループに分けて考えていきます。
その3つのグループとは、
①主働金
②拮抗金
③固定筋
です。
①主働筋とは、その関節を動かすときに主として使われる筋肉のことです。
例えば肘を曲げる場合は上腕二頭筋という筋肉になります。ちょうど力こぶのところですね。
②拮抗筋とは、関節を動かすときにその動かす方向と反対の動きをつかさどる筋肉のことです。
肘を曲げる場合、肘を伸ばす筋肉がそれにあたります。この場合、上腕三頭筋という筋肉になるます。ちょうど二の腕のところですね。
ちなみに拮抗筋は関節を動かしているときは伸ばされています。(肘を曲げているときの二の腕)
③固定筋とは、その関節を動かそうとしたときにより動かしやすくするために、そのほかの関節を固定して安定させるための筋肉になります。安定筋ともいわれます。ほかの関節を安定させて、動かしている関節をより動かしやすくするための筋肉ですね。
肘を曲げるときで言うと、肩関節を固定させるために働いている肩周りの筋肉です。
ほかにも肩だけでなく、それを立ったり座っていたりする場合はその姿勢を維持するために使っている筋肉のことを固定筋といってもいいでしょう。
このように固定筋は一つの関節を動かそうとしているときにいろいろな場所で働いています。
何か苦手だったり、やりにくい運動があったとします。
その時の課題をこの3種類の筋肉を使って考えてみましょう。
例えば肘を曲げにくかった場合、
主働筋である上腕二頭筋(力こぶ)の筋肉量が足りない
拮抗筋である上腕三頭筋(二の腕)の柔軟性が足りなくて伸びない
固定筋である肩周りの筋肉がうまく使えなくて肘関節が動かしづらくなっている
ということが考えられます。
このように言葉で表すのは簡単なのですが、最初に言ったように500以上あるのですべての動きに対してすべての筋肉を説明するのはとても難しいことです。
一人ひとり全く違う体をあてはめたらさらに難しくなっていきます。
それでもこの考え方を頭にいれて運動したり、私生活を送ってあげると体の使い方やケアのレベルはかなり上がると思います。
今何か体について悩みがある方はぜひこの考え方を参考にして、体を動かしてみてください!(今回は具体的な筋肉の名前はあまり出しませんでしたが、今は検索すればいくらでも出てきますので実際の筋肉の場所やトレーニング方法をググってみてください笑)
もしそれでも何をしていいのかわからない場合は体験だけでも大歓迎ですのでぜひ気軽にお越しください!
その時にできるだけその方にあった体の使い方やケアの仕方、トレーニング方法を一緒に考えさせていただきます。
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