今回は三大栄養素である、炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質についてお話ししたいと思います。
最近の健康ブームによって聞いたことがない人はいないと思いますが、
改めて、この3つについて簡単に整理してどのように食事と向き合っていけばいいのかを
お伝えできればなと思っています。
まず、この3つはどれもエネルギー源になります。
生きていくうえで絶対に必要なものということですね。
さらにそれぞれの特徴をご説明します。
炭水化物(糖質)
・消化吸収が早い(優先的にエネルギーとして使われる)
・脳や神経系の唯一のエネルギー源
・余ると貯蔵エネルギーになる
・体の構成成分になる
・体温維持
タンパク質
・筋肉や臓器の材料
・コレステロールや中性脂肪など、栄養素を運ぶ
・免疫機能を高める
・酵素やホルモンを合成する
・神経伝達物質を合成する
脂質
・少量でたくさんのエネルギーを得られる
・体脂肪として体内に貯蔵される(エネルギー貯蔵)
・細胞の膜などの材料
・脂溶性ビタミンの吸収を高める
・体温維持
簡単にまとめるとこんな感じになります。
どれも大事な役割を担っているので「三大栄養素」なんて呼ばれています。
ダイエットしていても、例えば極端に糖質制限などをしてしまっては、
脳の働きが衰えてしまうことは、このまとめを見るだけでもわかりますね。
そこで食事をするときに気を付けていただきたいのはバランスです。
厚生労働省によると、
炭水化物:タンパク質:脂質
50~65%:13~20% :20~30%
となってます。
だいたいでいいのでこの数字を覚えていただき、普段の食事で意識してみましょう。
食事の調整の仕方は、
・毎食ではなく、「1日単位」「1週間単位」「1カ月単位」
・自分のライフスタイルにあっている
・なんだか体調がいい
・極端な体型の変化がない
などを参考にしていただいて、
自分なりの三大栄養素の比率や、食べるタイミングを見つけてみましょう。
最後に健康維持やダイエットは極力無理なく続けられることを見つけることが大切だと思っています。
焦らず自分に合ったやり方を見つけるまでいろいろ試してみましょう!
パーソナルトレーニングスタジオsankirai吉祥寺 松崎
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