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  • 執筆者の写真Sankirai

睡眠と運動(深部体温編)

今回は、運動と睡眠の関係(深部体温)についてまとめたいと思います。


皆さん最近しっかり眠れているでしょうか。

5月に入ってからなんとなく疲れている人が増えてきて、睡眠の質が下がってしまった方が増えたように思いました。


そんな方にむけて、今回はよく寝るための運動タイミングについて考えたいと思います。


まず、我々が眠くなるタイミングが3つあります。

①疲れた時

②周りが暗くなった時

③深部体温が下がったとき

ざっくりまとめると、上記3つが眠くなるタイミングになります。


この中でも今回は③深部体温が下がったときに目を向けたいと思います。


まず、人間はいつ、深部体温が下がるのでしょうか。

だいたいのリズムは、

起床後、11時間後に深部体温が一番高くなり(一番元気)、

起床後、22時間後に深部体温が一番低くなります(一番眠い)。


朝6時に起床したとすると、17時に一番高くなり、翌朝4時に一番低くなります。


このリズムは簡単にはずれないようになっています。

しかし、それでも不規則な睡眠を続けてしまうとずれてしますことがあります。

そうすると、この深部体温のリズムを戻すのは、睡眠のリズムを戻すよりも時間がかかってしまします。


睡眠のリズムが戻っても(戻そうと頑張って規則正しい時間に寝ようとしても)、深部体温のリズムが戻っていないとどうしても寝付けなかったり、眠っていても浅い睡眠になってしまいます。


この深部体温のリズムを崩さないことが睡眠の質を落とさないようにするために大切なことなのですが、その対策として出てくるのが運動です。


運動は、深部体温を上げてくれます。


ここまで聞けば、なんとなくもうどうすればいいかわかりましたね?


深部体温が本来上がるはずの夕方あたりに運動をしてあげればいいのです。

このタイミングでしっかりと運動してあげると、しっかり深部体温が上がるべきタイミングで上がるので、眠りにつくタイミングでしっかりと深部体温が下がってきてくれて、質のいい眠りにつくことができます。


その結果、次の日に疲れを残さず、すっきりとした朝を迎え、良い一日を過ごし、また質のいい睡眠をとりやすくなる。

という良いサイクルに入ることができます。


今疲れが取れなかったり、睡眠の質が下がってしまっているなという方は、夕方頃(自分の生活リズムから逆算して(本来起きる時間の11時間後))に、運動をしてみて下さい。

どうしても疲れていて運動する気になれない方は、軽い足踏み、ウォーキング、などからでも構いません。

自分にできるものからやってみましょう。


疲れているとき、忙しいときこそ、運動をする時間を積極的に取り入れてあげることをおすすめします。

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